FIBA競技規則変更点(2014年9月28日現在)
NBL/NBDL 2014-2015シーズン 競技規則の一部変更点の詳細について

ルール変更の背景


国際バスケットボール連盟(FIBA)のテクニカル・コミッションは、2013年6月20日・21日の2日間にわたりスイスのジュネーヴにあるFIBA本部で開催されたFIBAセントラル・ボード(FIBA中央委員会)に、2014年10月1日以降(2014年男女世界選手権大会以降)に施行される予定の新しい競技規則の最終原案を提出しました。
FIBAセントラル・ボードは、その原案を採択・承認し、2014年10月1日より施行される規則として、FIBAのホーム・ページを通じて公表しました。
FIBAはこれらの変更点を含む新しい競技規則については、「Official Basketball Rules 2014」として既に競技規則書を発行しています。
日本バスケットボール協会(JBA)では国内の施行日を2015年4月1日と定めておりますが、NBLならびにNBDLでは先行して2014-2015シーズンから採用します。

 

ルール2014変更の概要


1.ノー・チャージ・セミサークル・ルール: ノー・チャージ・セミサークルのラインは、ノー・チャージ・セミサークル・エリアに含まれることになる。
(現行はエリア外)
2.タイム・アウト: 第4ピリオドの最後の2分間には、1チームがタイム・アウトを3回とることはできなくなる。
3.24 秒ルール: フィールド・ゴールあるいは最後のフリースローのボールがリングに触れたのち、シューター側チームのプ レイヤーがそのリバウンドのボールを取った場合は、24秒計は14秒からはかり始められることになる。スローインからのケースは現行通り。
4.テクニカル・ファウル/その(1): プレイヤーに科されるものでもコーチに科されるものでも、テクニカル・ファウルの罰則のフリースローの 数が1個になる。
5.テクニカル・ファウル/その(2):1プレイヤーにテクニカル・ファウルが 2 回記録されたときは、そのプレイヤーは失格・退場になることに なる。但し、コーチに記録されるテクニカル・ファウルの回数によるコーチの失格・退場となる条件につい ての変更はない。

 

ルール2014変更の詳細


1.ノー・チャージ・セミサークル・ルール:

ノー・チャージ・セミサークルのラインは、ノー・チャージ・セミサークル・エリアに含まれることになった。
すなわち、ノー・チャージ・セミサークルのラインに触れている防御側プレイヤーは、ノー・チャージ・セミサークル・エリア内にいるものとみなされることになった。
したがって、防御側プレイヤーがノー・チャージ・セミサークルの外側にいても、その防御側プレイヤーがノー・チャージ・セミサークルのラインに触れている場合は、ノー・チャージ・セミサークル・ルールの規定が適用されることになった。
これは、ショットやパスをするためにジャンプした攻撃側プレイヤーをより保護するための変更である。 

※ 「片足だけがラインに触れている場合」など、変更に付随する細かい点における規定については、FIBAからの解説の発表を待つことになる。

2.タイム・アウト:

第4ピリオドの最後の2分間には、1チームがタイム・アウトを3回とることはできなくなった。
すなわち、「1チームは、後半(第3ピリオドと第4ピリオドを通じて)に3回のタイム・アウトをとることができる」が、
第4ピリオドの最後の2分間にはそのチームにタイム・アウトが3回残っていたとしても、それぞれのチームは2回ずつまでしかタイム・アウトが認められなくなった。
これは、ゲーム終了直前における過度の回数のタイム・アウトによるゲームのたび重なる中断を避けるための変更である。 

※ 1チームが「後半(第3ピリオドと第4ピリオドを通じて)に3回のタイム・アウトをとることができる」という本来の規則についての変更はない。
※ 「前半(第1ピリオドと第2ピリオドを通じて)に2回」、「各延長時限には1回ずつ」のタイム・アウトをとることができることについては規則の変更はない。

3.24秒ルール:

フィールド・ゴールあるいは最後のフリースローのボールがリングに触れたのち、シューター側チームのプレイヤーがそのリバウンドのボールを取った場合は、24秒計は14秒からはかり始められることになった。
これは、ゲームのテンポ・アップやスピード・アップを図り、攻撃やショットの機会をより増やすための変更である。 

※   器具(24秒計)の仕様に変更が求められているので注意すること。
※ 「ショットによってボールのコントロールが終わっても、24秒の制限が終わらないうち(ボールがリングに 触れなかったとき)にふたたび同じチームがそのボールをコントロールした場合は、24秒計は止めないし リセットもしない」ことについては変更はない。
※ 「パスされたボールがリングに触れた場合」など、変更に付随する細かい点における規定は、FIBAからの解説の発表を待つことになる。

4.テクニカル・ファウル/その(1):

プレイヤーに科されるものでもコーチに科されるものでも、テクニカル・ファウルの罰則は「相手チームに1個のフリースローとスロー・インを与える」ことになった。
そのほかの点については下記5.に述べられたもの以外、特に変更はない。

これは、テクニカル・ファウルとアンスポーツマンライク・ファウルを比較したとき、“からだの触れ合いのないテクニカル・ファウル”にも“からだの触れ合いによるアンスポーツマンライク・ファウル”と同様に「相手チームに2個のフリースローとスロー・インを与える」ということが罰則としては重すぎるのではないかという考え方から、これらのファウルによる罰則の重さのバランスを取るための変更である。

※ 変更になるのはフリースローの数だけである。 

5.テクニカル・ファウル/その(2):

1プレイヤーにテクニカル・ファウルが2回記録されたときは、そのプレイヤーは失格・退場になることになった。
これは、1プレイヤーが一度テクニカル・ファウルを宣せられているにもかかわらず、ふたたびスポーツマンシップとフェア・プレイの精神を逸脱するふるまいをしてゲームのクリーンな雰囲気を損なった場合に、そのプレイヤーにより重い罰則を科すための変更である。 

※ テクニカル・ファウルとアンスポーツマンライク・ファウルは種類の異なる別個のファウルとして考えるので、1プレイヤーにテクニカル・ファウルとアンスポーツマンライク・ファウルが1回ずつ記録されても、それだけでは失格・退場になることはない。
※ この規定によってプレイヤーが失格・退場となった場合は、罰則はテクニカル・ファウルの罰則だけを適用する。したがって、そのうえさらにディスクォリファイング・ファウルの罰則が適用されることはない。
※ コーチに記録されるテクニカル・ファウルの回数によるコーチの失格・退場となる条件については変更はない。 

24秒ルールの詳細


※24秒ルールの詳細については、NBLとしてルール2014を先行採用する上での暫定的な取り決めとなりますので、FIBAやJBAが最終的に定めたものではありません。

 
概略
ボール(ショット、パスあるいは最後のフリースローのボール)がリングに触れたのち、シューター側チームのプレイヤーがそのリバウンドのボールを取った場合は、24秒計は14秒からはかり始められることになった。
※ これは、ゲームのテンポ・アップやスピード・アップを図り、攻撃やショットの機会をより増やすための変更である。
※ 器具(24秒計)の仕様に変更が求められているので注意すること。

詳細

※NBLとしてルール2014を先行採用する上での暫定的な取り決めとなりますので、FIBAやJBAが最終的に定めたものではありません。

※ 「ボール(ショット、パスあるいは最後のフリースローのボール)がリングに触れたとき」に、ショットやパス、フリースローのボールがプレイヤーの手から離れる前にボールをコントロールしていたチームがそのボールを引きつづいてふたたびコントロールした場合には、ショット・クロックは24秒ではなく、「14秒にリセットする」ことになった。
これは、リングに触れたボールをどちらかのチームのプレイヤーがコントロールする前にファウルやヴァイオレイションが宣せられ、その処置により引きつづいて同じチーム(ショットやパス、フリースローのボールがプレイヤーの手から離れる前にボールをコントロールしていたチーム)にスロー・インのボールが与えられる場合にも適用される。
これらの規定は、ボールがバスケットに入ってショット・クロックがリセットされるときにも適用され、さらに、フロント・コート、バック・コートにかかわらず適用される。
相手チームがそのボールをコントロールした場合には、ショット・クロックは24秒にリセットすることに変わりはない。
また、ボールをコントロールしているチームのファウルやヴァイオレイションが宣せられて相手チームにスロー・インが与えられるときは、ショット・クロックは24秒にリセットする。
「ショットによってボールのコントロールが終わっても,24秒の制限が終わらないうち(ボールがリングに触れなかったとき)にふたたび同じチームがそのボールをコントロールした場合は、24秒計は止めないしリセットもしない」ことについては変更はない。

具体例:
A4がショット、パス、あるいは最後のフリースローをした。
(a)    そのボールがリングに触れたのち、A5がリバウンドのボールをコントロールした。
(b)    そのボールがリングに触れたのち、B5がリバウンドのボールをコントロールした。
(c)    そのボールがリングに触れたのち、どちらかのチームがリバウンドのボールをコントロールする前にB5が最後に触れてボールがアウト・オブ・バウンズになり、チームAにスロー・インのボールが与えられることになった。
(d)    そのボールがリングに触れたのち、どちらかのチームがリバウンドのボールをコントロールする前にB5がA5にファウル(チーム・ファウルの罰則はない)をして、チームAにスロー・インのボールが与えられることになった。
(e)    そのボールがリングに触れたのち、B5がリバウンドのボールをコントロールした直後にチームBにヴァイオレイション(アウト・オブ・バウンズも含む)やファウルが宣せられ、チームAにスロー・インのボールが与えられることになった。
(f)     そのボールがリングに触れたのち、どちらかのチームがリバウンドのボールをコントロールする前にヘルド・ボールが宣せられ、オルタネイティング・ポゼション・ルールによりチームAにスロー・インのボールが与えられることになった。
(g)    そのボールがバスケットに入った。その直後(チームBのプレイヤーがエンド・ラインのアウト・オブ・バウンズでスロー・インのボールを持つ前)にB5がA6にファウルをしたので、チームAにスロー・インのボールが与えられることになった。

処置:
(a)    ショット・クロックは、14秒にリセットされる。
(b)    ショット・クロックは、24秒にリセットされる。
(c)    ショット・クロックは、14秒にリセットされる。
(d)    ショット・クロックは、14秒にリセットされる。
(e)    B5がボールをコントロールした時点でショット・クロックは24秒にリセットされているので、チームAにはあらたに24秒が与えられる。
(f)     ショット・クロックは、14秒にリセットされる。
(g)    ショット・クロックは、14秒にリセットされる。
※    上記の規定にかかわらず、テクニカル・ファウル、アンスポーツマンライク・ファウル、ディスクォリファイング・ファウルが宣せられて、フリースローののち、オフィシャルズ・テーブルから遠いほうのセンター・ラインのアウト・オブ・バウンズでフリースロー・シューター側のチームによるスロー・インでゲームを再開する場合は、スロー・インをするフリースロー・シューター側のチームにはあらたな24秒が与えられる。

ただし、第39条「ファイティング」や第42条「特別な処置をする場合」で第50条50.3が適用される場合は、この規定は適用されず、24秒を継続してはかる。


変更されない規定
以下の規定は変更されないので注意してください。

※ショットやパスのボールがリングに触れるかバスケットに入る前に防御側チームにファウルが宣せられ、ファウルの罰則としてシューター側チームにフロント・コートからのスロー・インのボールが与えられる場合は、「ボールをコントロールしていないチーム」のファウルが宣せられたので、ショット・クロックが表示している残りの秒数が14秒以上であるときにはショット・クロックをリセットせず24秒は継続してはかり、ショット・クロックが表示している残りの秒数が13秒以下であるときにはショット・クロックは14秒にリセットする。

具体例:
A4がショットをした。
ショットのボールが空中にある間(ボールがリングに触れるかバスケットに入る前)に、B5がA6にファウルをした。
このとき、ショット・クロックの表示は残り16秒であった。
チーム・ファウルの罰則はない。
(a)    ショットされたボールはリングに触れなかった。
(b)    ショットされたボールはリングに触れたがバスケットには入らなかった。
(c)    ショットされたボールはバスケットに入った。

処置:
(c)の場合はチームAにA4のショットによる2点あるいは3点が認められる。
(a)、(b)、(c)いずれの場合も、ゲームは、B5のファウルがあったところにもっとも近いところからのチームAのスロー・インで再開される。
(a)、(b)、(c)いずれの場合も、チームAのフロント・コートでのスロー・インでゲームが再開されるので、ショット・クロックはリセットせずに残り16秒から継続してはかる(ショット・クロックの表示が残り13秒以下だった場合は、14秒にリセットする)。

※ショットされたボールが空中にある間にショット・クロックの合図が鳴り、そののちファウルがあったときは、次のように処置する。

①  ファウルののちボールがバスケットに入るかリングに触れた場合は、24秒ルールのヴァイオレイション(ショット・クロック・ヴァイオレイション)は成立しないので、そのファウルの処置をしてゲームを再開する。
このとき、フリースローが与えられずにそのファウルの罰則としてシューター側チームにフロント・コートからのスロー・インのボールが与えられる場合は、「ボールをコントロールしていないチーム」のファウルが宣せられ、ショット・クロックの表示が「0」すなわち13秒以下なので、ショット・クロックは14秒にリセットする。
②  そのファウルがパーソナル・ファウルであったとき、ファウルののちボールがバスケットに入らずリングにも触れなかった場合は、24秒ルールのヴァイオレイション(ショット・クロック・ヴァイオレイション)が成立したので、そのファウルはなかったものとみなす。
③  そのファウルがアンスポーツマンライク・ファウル、ディスクォリファイング・ファウル、テクニカル・ファウルであったときは、どのような場合でもそのファウルはなかったものとはしない。
これらのファウルののちボールがバスケットに入らずリングにも触れなかった場合は、24秒ルールのヴァィオレイション(ショット・クロック・ヴァイオレイション)よりも先にファウルが起こったことになり、ヴァイオレイションはなかったものとする。
この場合、当該のファウルの処置をしてゲームを再開すればよい。 

 

新たな審判ジェスチャー

今回のルール改定にあわせましてFIBAが定める一部の審判ジェスチャーも変更になりました。詳しくは映像をご参照ください。
※映像は審判向けの教材として制作されたものとなりますのでご了承ください。

 https://www.youtube.com/watch?v=cAkZSfBOyE4&feature=youtu.be

 

※ 各規則の変更点詳細については、JBAのウェブサイト・公式発表資料をご参照ください
※ 日本国内での施行日:2015年4月1日
※ NBLおよびNBDLでの改定ルール導入時期:2014年10月より開始するNBL/NBDL2014-2015シーズンより導入

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